伊方原発3号機（愛媛県）が5年4か月ぶりに再稼働

2016年8月12日、四国地方唯一の原発である愛媛県伊方町にある伊方原発3号機が再稼働しました。

伊方原発3号機は2011年4月29日に定期検査に入って以来、稼働していませんでしたから実に約5年4か月ぶりの再稼働となります。※1

2011年3月の福島原発事故後に策定された原発の新規制基準の下での再稼働は、川内原発1、2号機、高浜原発3、4号機に次いで5基目となります。

なお高浜原発3、4号機は、2016年3月9日に大津地方裁判所が原発の運転停止を命じる仮処分をおこないましたので現在、運転停止中です（※大津地裁が高浜原発の運転停止の仮処分を継続！参考）。もっとも高浜原発4号機は2016年2月26日に再稼働した3日後、2016年2月29日に変圧器周辺のトラブルによって原子炉が緊急停止していましたので運転できていなかったわけですが。

つまり日本で稼働中の原発は、伊方原発3号機と川内原発1、2号機の合計3基のみとなります。

といっても川内原発1号機は2016年10月6日から定期検査のため運転停止となる予定ですし、川内原発1号機の定期検査完了後の2016年12月6日から川内原発2号機も定期検査のため運転停止となる予定を九州電力が発表しています。※2

さらに川内原発のある鹿児島県の知事選挙（2016年7月10日投開票）では、脱原発派の三反園訓（みたぞのさとし）知事が誕生しました。三反園訓・鹿児島県知事は、九州電力と鹿児島県との原発の安全協定に基づいて、2016年8月下旬～9月上旬に前倒しでの川内原発1、2号機の一時停止と点検を九州電力に求める考えを示しています。※3

つまり鹿児島県が川内原発に対して実施する調査や点検の結果によっては川内原発が定期検査後に再稼働できなくなる可能性もあります。

だから脱原発派の皆さん、脱原発の戦いはむしろこれからです！

落ち込んでいる人もいるようですので毎度おなじみ、沖縄県の辺野古新基地建設反対運動の不屈のスローガンをご紹介します。

気晴らしに辺野古の美しい海と無人島の写真でも。

安倍晋三首相は、この辺野古の美ら海を全部埋め立てて、人殺しのための米軍基地を造ろうと言ってるわけですが…。私から見れば、頭おかしいとしか思えませんが(^_^;)

引き続きつながっていきましょう！福島原発事故の悲劇をもう二度と繰り返さないために。

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※1https://en.wikipedia.org/wiki/Ikata_Nuclear_Power_Plant
※1http://www.yonden.co.jp/energy/atom/ikata/page_06.html
※2http://www.kyuden.co.jp/nuclear_maintenance_next_check.html
※2http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF28H09_Y6A620C1EE8000/
※3http://mainichi.jp/articles/20160811/k00/00m/040/012000c