公開日:2016年9月5日 

鹿児島県VS九州電力→九電が三反園訓知事の川内原発停止要請を拒否!

鹿児島県の三反園訓知事に川内原発を停止しないと回答する九州電力の瓜生道明社長

2016年9月5日。鹿児島県庁を訪れた九州電力の瓜生道明社長は、鹿児島県の三反園訓知事が2016年8月26日におこなった「鹿児島県に立地する稼働中の川内原発を直ちに停止し、特別点検や活断層の再調査を実施してほしい」との要請を拒否する回答書を三反園訓知事に直接手渡ししました。※1

この九電の回答に対し三反園訓知事は遺憾の意を表明した上で九州電力に再度、川内原発の即時停止の要請をおこなう可能性を示唆しました。※2

鹿児島県の三反園訓知事
「私は熊本地震を受けて原発をいったん停止して再点検すべきだと強く要請した。この回答書は極めて遺憾だ。必要があれば改めて要請したい。原発が安全だという意識を捨てて頂きたい」
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熊本地震は、鹿児島県の北の県境を接する隣県である熊本県で今年2016年4月14日に起き最大震度7を記録した大地震でした。さらに本震と考えられていた地震の後の2016年4月16日に本震が襲ってくるなど国や気象庁も含め想定外を連発し、結果多数の死者を出す一因ともなりました。※3
熊本地震のマグニチュード6.5震源の場所と震度分布地図

三反園訓知事が熊本地震の発生を受けて、不安払しょくのため川内原発を即時停止し特別点検等を実施するよう九州電力に対して要請したことは、鹿児島県民163万人の生命・財産を守るべき鹿児島県知事として当然の行動と思います。

【2016年9月10日追記】
鹿児島県の三反園訓知事は、2016年9月7日に九州電力に対し再度、川内原発の即時停止の再要請をおこないました。それに対して九州電力の瓜生道明社長は2016年9月9日、再要請されていた川内原発の即時停止を再び拒否しました。※5

なお今回の三反園訓知事の川内原発停止の要請、再要請とは関係なく、川内原発1号機は2016年10月6日、川内原発2号機は2016年12月16日から定期検査に入りそれぞれ2ヶ月程度は原子炉を停止する予定です。※4

そして定期検査後に九州電力が川内原発を再稼働するためには、地元である鹿児島県の三反園訓知事の同意が事実上必要です。

鹿児島県民の命を最優先する三反園訓知事と、九州電力の利益を最優先する瓜生道明社長との川内原発の再稼働を巡る攻防から、しばらく目が離せそうにありません。

※1http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/272412
※1https://www.pref.kagoshima.jp/aj02/infra/energy/atomic/documents/53823_20160830100015-1.pdf
※1http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0057/0476/7rt5qw3j.pdf
※2http://www.asahi.com/articles/ASJ952T16J95TIPE003.html
※3※7http://www3.nhk.or.jp/sokuho/jishin/index.html?id=JSA0160414212638_20160414213619
※4http://www.kyuden.co.jp/nuclear_maintenance_next_check.html
※5http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010678561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

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