※2018年2月6日に台湾東部の花蓮県で発生した地震についてはこちらをご覧下さい★→台湾東部の花蓮県で地震!震度地図や震源地の場所マグニチュード6.4
0.台湾の原発は?
台湾には原発もあります。震源に近い台湾第三原子力発電所周辺では震度2~3の揺れでした。
台湾の第三原子力発電所から比較的近い沖縄県(特に八重山列島の石垣市、竹富町、与那国町)にお住いの皆さんは台湾の原発の状況がはっきりするまでの間は、念のため情報の収集を続けて下さい。追加情報入り次第、順次この記事を更新しツイッターでお知らせします。
1.被害の全貌
死者 | ケガ・負傷者数 | |
被害者数 | 117人 | 551人以上 |
2.地震の震源と震度
現地時間の2016年2月6日午前3時57分に台湾南部の高雄市美濃区を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し台湾南部の広い地域で震度5を観測したと台湾の中央気象局が発表しました。震源の深さは16.7キロと推定されています。この地震を台湾では、台南大地震や台南震災と名付けたようです。※1※2
なお日本と台湾の時差は+1時間ですから日本時間で言えば2016年2月6日午前4時57分にこの地震が起きたことになります。
まずは震源を地図で見てみましょう。
3.震度の分布地図
続いて各地の震度を示した地図。この地震により広い地域で震度5を観測してします。
雲林県の草嶺では震度6を記録していますね。
震度 | 県市地区 | |||
震度7 | 台南市 | |||
震度6 | 雲林県 | |||
震度5 | 高雄市、屏東県、嘉義県、嘉義市 | |||
震度4 | 台東県、澎湖県、彰化県、南投県、台中市 | |||
震度3 | 花蓮県、苗栗県、宜蘭県 | |||
震度2 | 新竹県、新竹市、桃園市、新北市、台北市 | |||
震度1 | 基隆市 |
4.ビクトリアクラウンビル
震源から約40キロの距離にある台湾南部の台南市永康区では複数のビルが倒壊し現在、消防がビル内に生き埋めになった人達の救出活動をおこなっています。なお、この写真のビクトリアクラウンビル(中国語で維冠金龍大樓)内には今もおよそ103人が生き埋めになっていると推定されています。2016年2月8日午後23時21分現在、死亡が確認された死者38人のうち36人がこのビクトリアクラウンビルにいた人達です。
また台湾各地で水道管が破裂の他、約12万戸で停電も発生しました。
0.台湾の原発運転状況
台湾第三原子力発電所の放射能漏れの情報はなく正常に運転していると台湾電力(台灣電力公司、通称:台電、Taipower)が発表しています。なお下記の台湾の原発稼働状況一覧表は5秒ごとに常にリアルタイムで更新されます。台湾の原発の運転状況が気になった時、ご覧下さい。リアルタイム更新が終了したので廃止しました※3
※1https://www.youtube.com/watch?v=XxJKnDLYZz4&feature=youtu.be
※2http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160206/k10010399531000.html
※3http://www.taipower.com.tw/content/new_info/new_info-b24.aspx?LinkID=7
※4https://tw.news.yahoo.com/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%A4%A9%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%B4%AF%E8%A8%8840%E4%BA%BA-108%E4%BA%BA%E5%A4%B1%E8%81%AF%E5%BE%85%E6%95%91-152112087.html
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