1.被害の全貌
死者 | ケガ・負傷者数 | ||
被害者数 | 0人 | 約20名 |
今のところはっきりしているのはイタリア中部にある街ノルチャのキリスト教会など多数の建物が倒壊したことと、負傷者が約20人程度いること、しかし死者が出たという情報はまだ入ってきていないということだけです。※0
2.地震の震源と震度
イタリアの現地時間2016年10月30日午前7時40分にイタリア中部を震源とするマグニチュード6.6(アメリカ地質調査所USGS発表)の強い地震がありました。なお…日本とイタリアの時差はマイナス8時間ですから日本時間で言えば10月30日午後3時40分に地震があったことになります。下のイタリアの地図の★が震源地の場所となります。※1
それから震源地★がどの自治体に属するか?については、まだはっきりしていません。まずイタリア国立地震センターは『震源地はペルージャ州』と発表しています。日本のNHKはアメリカ地質調査所(USGS)にならって『震源はノルチャから北におよそ6キロ』と報道、時事通信は『震源はペルージャの東南東約68キロ』と報道しています。※2※3
今回のイタリア中部地震の震源の深さは、イタリア国立地震センターの発表によると約9キロ、アメリカ地質調査所(USGS)の発表によると震源の深さが約10キロしかなかったと推定されてます。※3
もし震源の深さが約10キロだとすると、これは同じくイタリアで今年の現地時間2016年8月24日午前3時36分の夜明け前に起きたイタリア中部地震(マグニチュードは6.2)と同じ震源の深さです。2016年8月に起きたイタリア中部地震では、それほど大きな規模の地震でないにもかかわらず震源の深さが非常に浅いためイタリア中部を中心に甚大な被害が出ました。
今のところ被害の詳しい状況は入ってきていませんが、今回のイタリア中部地震のマグニチュードについてアメリカ地質調査所(USGS)はマグニチュード6.6、イタリア国立地震センターはマグニチュード6.5と発表しています。2016年8月に起きたイタリア中部地震はマグニチュード6.2でしたから地震の規模は前回より大きくなっています。
※2016年8月のイタリア中部地震の詳細はイタリア中部地震の地図→震度や震源地の場所、マグニチュードは6.2をご一読下さい。
なお日本の熊本県で2016年4月14日21時26分に起きた熊本地震(前震)もマグニチュードは6.5と、それほど大きな規模の地震でないにもかかわらず、震源の深さが約10キロと浅かったため最大震度7を記録したのは記憶に新しいところです。
※詳しくは熊本県で震度6強の地震→津波注意報は解除、川内原発は異常なしをご一読下さい。
3.被災地の写真
イタリア中部地震で最大の被害が確認できる街の画像については順次追加します。※0※2※4
※0https://it.notizie.yahoo.com/il-centro-italia-trema-ancora-scossa-di-magnitudo-073015847.html
※1http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us1000731j#dyfi
※2http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161030/k10010749961000.html?utm_int=news_contents_news-main_002
※2http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161030-00000057-jij-eurp
※3http://cnt.rm.ingv.it/event/8863681
※4http://www.jiji.com/jc/article?g=int&k=2016102700061&p=0161027at04&rel=pv
※4http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161030-00000023-jij_afp-int.view-000
※4https://it.notizie.yahoo.com/terremoto-italia-sui-media-del-mondo-da-cnn-123609632.html
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